監視カメラってどんなセキュリティ効果があるの?
2021.01.29

監視カメラってどんなセキュリティ効果があるの?
2021.01.29

1.防犯カメラを設置する目的



防犯カメラを設置する一番の目的は、やはり犯罪の抑止です。

その他にも機密情報や個人情報漏洩の防止・事件の記録や検証などのために設置することもあります。



▼店舗のオーナー様が防犯カメラを設置する目的


・一般的な犯罪防止


・従業員管理


・オフィスや売り場の管理


・情報収集



▼ご自宅で防犯カメラを設置する目的


・住宅や車に対するいたずら防止


・空き巣犯への威嚇


・ゴミ出し場所でのマナーの向上



犯罪の抑止効果



防犯カメラを設置する目的として、犯罪そのものを未然に防ぐためだけなく、
犯人を威嚇し犯罪行為を思いとどまらせるツールとしても利用することができます。


防犯カメラの映像をもとにした犯人の逮捕・検挙などのテレビ報道を日頃から目にする方も多いのではないでしょうか。


最近では防犯カメラの導入に補助金が支給されるケースもあり、犯罪への抑止効果を期待しての普及も広がっています。



犯罪証拠の保存



防犯カメラを設置することにより、犯罪が起きてしまった場合の証拠映像をを残すことができ、犯人検挙や事件解決に大いに役立つ場合があります。


警察からの捜査協力要請として防犯カメラ映像の提出を求められることもあります。




2.防犯カメラを設置するための注意点



防犯カメラの設置にあたっては、「個人情報保護法」に注意しなくてはなりません。

なぜなら、防犯カメラ映像は個人を特定しうるものであり、
個人のプライバシーの侵害につながりますので、映り込んだ人から「隠し撮りされた」と言われる可能性があるからです。


防犯カメラの設置を明示する・防犯目的以外に利用しない・映像管理責任者を配置するなどの対応を検討する必要があります。




3.防犯カメラを設置する時のポイント



防犯カメラの死角を作らないようにする

犯罪の証拠映像として利用したい場合、特に死角に気を付ける必要があります。犯罪者は防犯カメラごとの死角となる画角を把握していること多いため、出来る限り死角がないように設置しましょう。



●個人情報を配慮した角度・画角に設定

自分の敷地以外写り込む屋外に設置する場合は、プライバシーの侵害に繋がらないよう配慮する必要があります。



●簡単に壊される場所に設置するのはNG

せっかく防犯カメラを設置しても、犯罪者に破壊されてしまっては意味がありません。高い場所や手の届きにくい場所に設置しましょう。



強い光が強く当たる場所に設置するのは避ける

直射日光の当たる場所に防犯カメラを設置すると劣化が激しくなります。日々のメンテナンス作業も大変になりますので、設置場所に注意しましょう。



4.防犯カメラ設置の検討方法



■一般家庭の場合


エントランス・玄関

⇒外部からの侵入者を監視、威嚇することができます。


駐車場

⇒車へのイタズラを監視します。



■オフィスや店舗の場合


受付・出入口

⇒来客者を確認することで、犯罪者の威嚇・トラブル解決に役立てることができます。


レジ・金庫室

⇒金銭の出入りを正確に管理することができます。



防犯カメラの設置費用



防犯カメラの本体は数千円~購入可能ということで比較的リーズナブルですが、設置工事費用は別途かかることも少なくありません。


防犯カメラを設置する際には、工事費込みのカメラを購入すると安心です。



防犯カメラのメリット



防犯カメラを設置するメリットとして、犯罪を防止できる・証拠映像を記録できることが挙げられます。


また、単なる防犯対策だけではなく、映像をもとに従業員管理・マーケティング調査を行うことも可能です。


▼犯罪の抑止効果がある

防犯カメラを設置することで、すでに起こってしまった犯罪を解決するだけでなく、これから起こる犯罪の威嚇・抑止することも可能です。

地域の防犯に貢献できる

地域の街頭に防犯カメラを設置すると、ひったくり防止・自転車窃盗など地域全体を悩ませる犯罪を減少に効果があります。


▼証拠撮りができる

防犯カメラの記録された映像に、犯罪の様子や犯人が写っている場合、証拠映像として警察に提出することで検挙につながる場合があります。


お客様トラブルの防止

店舗に防犯カメラを設置すると、接客時のトラブル防止・事実確認に映像を役立てることができます。



5.防犯カメラのデメリット



防犯カメラは、犯罪を未然に防ぐことを目的として設置されますが、
個人情報に配慮しないカメラ設置をした場合、逆にトラブルを起こしてしまうこともあります。


防犯カメラの設置にあたっては、「個人情報保護法」を必ず留意し、個人のプライバシー侵害に当たらないよう注意しましょう。




6.まとめ



防犯カメラは、上手に使いこなし管理することで犯罪抑止やトラブル解決に大いに役立ってくれるツールとなりますが、設置する際には映像の使用目的を開示する・個人情報に配慮した設置をするなど様々な注意も必要です。


ATOMでは、専門業者との設置場所の相談することもできます。


初めての防犯カメラ導入にお悩みの方も安心して準備できるよう、専門の担当者が詳しくお話を伺ってご案内しております。お気軽にご連絡くださいね。

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