レジを守るための防犯対策とは?
2021.02.03
1.店内を守るための防犯対策
多くの店舗経営者の方にとって、不審者から大切なお店を守ることは非常に重要です。
なぜならば、強盗や空き巣に入られてしまうと売上金の損失だけでなく、商品を盗まれてしまう金銭被害、さらには従業員に危険が及ぶことも考えられるからです。
そこで、不審者や犯罪者に狙われにくいお店作りのポイントをまとめました。
☑出来る限り死角のない、見通しの良い店構えにする
☑防犯カメラを設置する
☑セキュリティサービスに加入していることをアピールする
2.従業員を常に配置する
レジのセキュリティ対策として、従業員は一人になる時間を作らず、常に複数人配置して人目が行き届く環境にすることが大切です。
従業員による内引きを防ぐことができるだけでなく、不審者にとっても店員がたくさんいる店舗であると印象付き、警戒心が高いことがアピールできます。
3.お客様への声掛けを意識する
従業員からお客様へ積極的な声掛けを行うことで、防犯に繋がると言われています。
犯罪を企てている者は、自分の顔は認識されたくないと考えることが多いものです。
しっかり顔を見て挨拶するだけで、そのような相手をけん制することができます。
4.レジ内に大金を残しておかない
店舗の防犯性を高めるために、レジに高額の売上金を残しておかないことも重要です。
こまめにレジ内の売上金をチェックし、ある程度の売上金が入ってきたら売上金を金庫に移すようにするなどの対策が有効です。
5.防犯カメラや防犯ミラーを設置
万引きが強盗を未然に防ぐ手立てとして、いかに警戒意識が高い店舗であるかをアピールすることが有効です。
外からでも分かりやすい位置に防犯カメラや防犯ミラーを設置したり、出入り口に防犯シールを貼ることで、侵入が困難である・狙いづらいという意識を持たせ、犯罪の抑止に繋がります。
6.防犯カメラの効果的な設置方法は?
店舗の場合、防犯カメラを設置する場所として最も効果的なのが『お金と人の出入口』です。
費用を抑えるために、何台も防犯カメラを設置することが難しい場合、お金のやり取りをする場所や人の出入りがある場所にピンポイントに設置するだけでも効果が見込めます。
レジが見える位置に設置する
店舗の中でも一番注意しなくてはならないのが、レジ内の売上金です。
強盗にあってしまった場合の金銭的被害を減らせるだけでなく、従業員による内引き被害の抑止になります。
支払いの手元が見えるように設置する
支払いのやり取りを明確にすることで、つり銭のトラブルが起こってしまった場合の映像確認が可能です。
出入り口に設置する
お店の出入口に防犯カメラを設置すると、すでに起こってしまった犯罪の解決に役立つだけでなく、今後の犯罪の抑止にも繋がります。
7.防犯カメラ選びのポイント
目的や用途にあった防犯カメラを選ぶことが重要です。
屋内外のどちらに設置するのか、威嚇効果を狙って目立つデザインにするのか、店舗の雰囲気に調和するデザインにするのかなどが選ぶポイントになります。
録画時間が長さ
一般的な防犯カメラは、ハードディスクの容量によって録画映像を記録できる時間は決まりますが、最近ではハードディスク容量を気にする必要のないクラウド型防犯を普及してきています。
クラウド型防犯カメラの場合、インターネット環境が必要ですので、導入前に確認しておきましょう。
スマホやPCなどすぐ見れるか
スマホやPCのアプリ上で、防犯カメラ映像を確認できる防犯カメラを使えば、リアルタイムで映像を確認して必要な対応がすぐに取れます。
防犯対策だけでなく、従業員の勤怠管理に使用することも可能です。
遠隔操作ができるか
警戒時に、アプリ上で発砲アラーム音が鳴ったり、セキュリティロックされるようなスマートシステムを使えば、さらなる防犯効果が見込めます。
防犯カメラとわかるようなデザインか
屋外にボックス型の防犯カメラを設置することで、店舗の犯罪の抑止に繋がるだけでなく、地域の防犯対策にも役立ちます。
店舗の中に設置する場合、来店されるお客様が委縮されてしまわないよう、内観に合ったドーム型カメラを使用すると良いでしょう。
8.まとめ
今回はレジ周りの防犯対策について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ATOMでは、店舗のオーナー様や事業者様が少しでも安心してお店を運営していただけるような防犯対策をご提案しています!
防犯カメラの導入をご検討の際は、ぜひご相談ください。