監視カメラでできる防犯対策とは?
2021.02.04

監視カメラでできる防犯対策とは?
2021.02.04

1.監視カメラの録画タイプ



防犯カメラの録画タイプは、録画映像の保存先によって異なります。

録画映像をハードディスクに保存する場合、使用するハードディスクの容量によって録画できる期間が異なります。

録画映像をクラウド上に保存する場合は、録画したい時間帯があらかじめ指定できたり、いらない映像を消去したりできます。



人を感知するタイプ



人感センサー付きの防犯カメラを選ぶと、店舗に人がいない夜間の時間帯にセンサーが作動した場合、リアルタイムで状態を検知でき、警察を呼んだり音声で犯人を威嚇するなどの対策を講じることができます。


昼間、夜間を問わず録画し続けるタイプ



店舗の防犯のためだけではなく、従業員の勤怠管理や接客の確認・来店されるお客様の属性把握など、単なる防犯のみならず業務管理やマーケティング目的で映像を使用する場合、24時間365日稼働可能な防犯カメラを選ぶと良いでしょう。




2.店舗で起こりうるトラブルとは



店舗の防犯対策といえば、強盗や万引きを思い浮かべがちですが、実は多いのが接客対応の際のクレームや、つり銭の受け渡しトラブル、従業員による内引きです。

トラブルが起こりやすい場所にピンポイントに防犯カメラを設置することで、トラブル時の映像確認・従業員による内引きを決定的瞬間を捉えることができます。



接客トラブル



接客対応時のクレームは発生してしまった場合、『言った言わない』『やったやらない』のトラブルがしばしば起こりますが、防犯カメラ映像があれば事実確認を行いことができます。


レジ周りでの金銭トラブル



レジにおけるトラブルとして、お客様へのつり銭の受け渡し時のトラブルのほかに、従業員による内引き被害があります。

レジ周りに防犯カメラを設置することにより、お金の流れを正確に把握するとができます。




3.監視カメラ選びのポイント



監視カメラを選ぶ際の検討ポイントは、予算・設置場所・画素数・防犯性とデザイン性の高さ・ネット環境の有無です。

目的に合った防犯カメラを取り入れることで、効果的な防犯対策ができます。



設置場所をどうするか



現在、防犯カメラにはさまざまな種類が登場していて、目的や場所に合わせた機能を持っています。

室内用であれば、場所を取らないコンパクトタイプ、屋外だと防水機能や夜間監視ができるものなどがあります。

屋外を監視するのに、防水機能などがない室内用カメラを設置しても、うまく機能しないまま壊れてしまうこともありますので、注意が必要です。



設置を業者に頼むか



防犯カメラを取り付けるには、カメラ・カメラの映像線(同軸ケーブル)・カメラの電源・録画デバイスが必要で、映り込む個人情報に配慮する必要があります。


自宅用防犯カメラとして、室内に取り付けるぶんには自分で取り付けても問題ない場合が多いですが、店舗用に設置する場合にはプロの業者に依頼すると無難でしょう。




設置費用をどこまでかけるか



防犯カメラ工事の費用相場は地域によって異なり、4万円~10万円と幅があります。


設置費用が防犯カメラ本体に込みの値段設定をされている業者を選ぶと安心です。




4.監視カメラを設置するメリットとデメリット



防犯カメラは、上手に使いこなし管理することで犯罪抑止やトラブル解決に大いに役立ってくれるツールとなりますが、設置する際には映像の使用目的を開示する・個人情報に配慮した設置をするなど様々な注意も必要です。


メリット



防犯カメラを設置するメリットとして、犯罪を防止できる・証拠映像を記録できることが挙げられます。

また、単なる防犯対策だけではなく、映像をもとに従業員管理・マーケティング調査を行うことも可能です。



デメリット



防犯カメラは、犯罪を未然に防ぐことを目的として設置されますが、個人情報に配慮しないカメラ設置をした場合、逆にトラブルを起こしてしまうこともあります。

防犯カメラの設置にあたっては、「個人情報保護法」を必ず留意し、個人のプライバシー侵害に当たらないよう注意しましょう。




5.監視カメラを設置する時の注意点



防犯カメラの設置は、手軽にできる防犯対策のひとつです。
ただし、適当に設置しても防犯カメラの効果は発揮されないため注意も必要です。


・防犯カメラの死角を作らないようにする


・個人情報 を配慮した角度・画角に設定


・簡単に壊される場所に設置するのはNG


・強い光が強く当たる場所に設置するのは避ける



死角を作らない



犯罪の証拠映像として利用したい場合、特に死角に気を付ける必要があります。

犯罪者は防犯カメラごとの死角となる画角を把握していること多いため、出来る限り死角がないように設置しましょう。



録画時間が長いものを選ぶ



防犯カメラを設置することにより、犯罪が起きてしまった場合の証拠映像をを残すことができ、犯人検挙や事件解決に大いに役立つ場合がありますが、メモリ不足によりその映像が消えてしまっては意味がありません。

ハードディスクの容量が大きいものや、クラウドカメラを選びましょう。



遠隔でも確認できるか



いざという時にリアルタイムで映像確認できるアプリ一体型の防犯カメラを使用すれば、その場にいない時でも警察を呼んだり、犯人を威嚇したりすることができます。



まとめ



オーナー様や経営者様にとって、店舗の安全を守ることは売上を守るだけでなく、従業員の命を守ることにも繋がります。

そのためには、防犯カメラの機能だけではなく、セキュリティ面も強化した包括的な対策を取ることが大切です。

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