防犯対策は法人企業に頼んだほうがいいの?
2021.05.10
1.業務用防犯カメラと家庭用カメラの違い
防犯カメラ選びに大切なのは、映像の利用目的や用途を明確にすることです。
業務用防犯カメラの場合、ある程度の画質の良さ・防水性のあるカメラ・夜間対応可能なカメラであることが求められます。
さらに、業務用防犯カメラとして店舗に防犯カメラを設置する場合、事件の証拠映像として提出する場合も考えられるため、より一層の映像品質・耐久性・機能性が不可欠です。
家庭用防犯カメラは、家族の見守り目的・いたずら防止などの目的で設置さられることが多いため、簡単で安価に導入できることが求められます。
業務用防犯カメラの特長
業務用防犯カメラの特徴は、画質の良さ・防水や防塵機能を兼ね備えた耐久性・夜間撮影が可能であることに加え、遠隔でセキュリティモードを起動できたり、不審者への威嚇や通報ができる機能が付帯しています。
家庭用防犯カメラの特長
家庭用カメラの特徴は、手軽に設置できること・取り入れやすい安価な価格設定であること・小型であることです。
2.家庭用防犯カメラのメリットとデメリット
メリット
家庭用防犯カメラを設置するメリットは、外出先から家庭の様子を確認できることです。
大切なお子様やペットの状況をリアルタイムで知ることができたら、とても安心ですよね。
空き巣被害の抑止、不測の事態が起きてしまった場合の証拠映像としての活用もできます。
デメリット
家庭用防犯カメラのデメリットは、耐久性が弱い場合があることです。
業務用防犯カメラのように、屋外の環境に耐えられるように設計されていないため、玄関などに設置すると故障してしまう場合があります。
3.業務用防犯カメラのメリットとデメリット
メリット
業務用防犯カメラを設置するメリットとして、強盗の抑止だけでなく、クレーム対応時の事実確認や社内モラルの向上が挙げられます。
中には、従業員の勤怠管理・配置確認に業務用防犯カメラを利用するケースもあるようです。
犯罪の抑止や証拠取りのみならず、社内管理にも役立つということですね!
デメリット
業務用防犯カメラのデメリットは、周辺へのプライバシーに十分配慮する必要があることです。
バックヤードに業務用防犯カメラを設置する場合は、従業員の心情にも気を使う必要があるでしょう。
4.良い防犯カメラを選ぶポイント
たくさんの防犯カメラの中から、自分にぴったり合う一台を探すのが難しく感じるかもしれません。
そこで、それぞれのニーズに合った防犯カメラの探し方をまとめました。
監視したい箇所を撮影できるか
まずは、監視したいポイントがきちんと撮影できるスペックである防犯カメラを選ぶことが大切です。
特に、監視したい場所が暗い場所である場合、雨風に当たる場合、そもそも一台のカメラに死角なく写るのかなど、事前に確認する必要はあります。
撮影時間が長いか
長期間の撮影に耐えられるカメラであること、撮影された映像の保存期間がどのくらいであるかを確認すると安心です。
遠隔でも操作できるか
オーナー様がリアルタイムで店舗の様子を確認できたり数店舗を持っていても常にお店の状況できるととても安心ですよね。
スマホやタブレットのアプリを使って、リアルタイムにお店の状況を確認できれば、オペレーションチェックの効率化や、防犯管理の一元化を図ることもできます。
5.良い設置業者を探すときのポイント
防犯カメラの設置業者を選ぶ際には、『取り扱い防犯カメラの種類が豊富であること』『事前に現地調査を行ってくれるか』『メンテナンスや故障時の対応はどうか』を確認しておくと良いでしょう。
防犯設備士がいるかどうか
設置業者選びのポイントの一つとして、防犯設備士が在籍しているか確認することも重要です。
防犯設備士とは、公益社団法人「日本防犯設備協会」が行う認定試験に合格した防犯の専門家です。
設置までの期間が短いか
いざ防犯カメラを購入しても、設置工事に何カ月も待たされるようでは困りますよね。発注後、一週間程度で工事を行ってくれる設置業者を選ぶと良いでしょう。
必要最低限の機能のカメラを設置してくれるか
防犯カメラに求める機能は人それぞれです。
防犯カメラを設置する目的をヒアリングした上で、それに必要な機能を兼ね備えたカメラを提案してくれる設置業者を選びましょう。
価格が機能に見合っているか
業務用防犯カメラの場合、見積もりが高額なる場合も多いです。
防犯カメラの本体価格に加え、工事代や保守費用がサービスに見合った価格設定をされているか確認しましょう。
6.まとめ
今回は目的別の防犯カメラの選び方・設置業者の選び方をまとめました。
防犯カメラは購入後の、設置やメンテナンスもとても大切です。
目的に合った防犯カメラを選び、メンテナンスを繰り返しながら常にベストな状態で監視し続けられるよう保守もしてくれる設置業者を選ぶ必要があります。
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